第46回宣伝会議賞
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真剣に考え抜いた「日本一の一本を」

 第46回宣伝会議賞がいよいよスタートします。今年のコピーは「日本一の一本を」です。このコピーには、量よりも質の高い作品の応募が増えることへの期待を込めています。
 いま世の中には、ガソリンや食料品の高騰や環境問題など、暗いニュースがあふれています。広告も少なからずその影響を受けていますが、そういった暗い世の中をひっくり返すようなメッセージは、人間のはつらつとした前向きな気風からしか生まれてこない。宣伝会議賞に応募するみなさんの意欲、エネルギーには審査員も毎回驚かされます。それは今まで「量」という形で表れていましたが、今年はぜひ「質」に期待したいと思います。
 審査員も昨年より増員し、たくさんの応募作品を審査する体制を強化するとともに、より良い作品を見逃さないという「質の向上」を目指しています。
 また今年は新たに、シンボルマーク「SKAT」を作成しました。これまで、一次審査を通過した作品をまとめて、宣伝(S)会議(K)賞(A)テキスト(T)という意味で『SKAT』という本を出版していました。今回は作品募集の段階から、このSKATをシンボルマークとし、最後の「T」に新たな気持ちで応募してほしいという「トライアル」の意味を込めています。
テキストとしての『SKAT』を見て、過去の受賞作品を参考にするのは対策のひとつにはなります。しかしそれに惑わされすぎるのではなく、いまみなさんが生きているこの時代の「風」を、頭の中、胸の中に深呼吸して思いっきり吸い込み、感じて、そこから紡ぎだされる見方や考え方、切り口を大切にしてほしい。それは難しいことではなく、自分や社会に正直であるということなのです。そういう表現をすると、「こんな風に考える人がいるのか」と、審査員も「読み手」として感動があると思うのです。ぜひ自分なりの視点、新しい視点でトライアルしてほしいと思います。
 最近、今後の世の中をけん引していくのは「クリエイティブクラス」だという話が聞かれます。クリエイターやコピーライター、プランナーといった職業が核になる時代がやってくるかもしれません。みなさんにも「自分が今の時代を引っ張る人間になるのだ」というくらいの、勢いと気概を持って応募してもらいたい。今年のキャンペーンガール光岡昌美さんも、これから世に出てメジャーになっていこうという前向きなエネルギーにあふれている女性です。みなさんも彼女と同様、真剣に考え、燃え尽きるくらいのクリエイティブの力を投入して、「日本一の一本」に応募してください。
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